Mass Effect日本語版は2009年5月(海外では2007年11月)に発売されたSFでアクションっぽいRPGである。開発は毎回ヒット作を作ることで有名なBioWare。日本語版発売までに実に1年半も待たされるというマゾさ…それが快感に変わるほど、発売を心待ちにしていたファンが大勢いる作品。
マス エフェクトの特徴
- 宇宙が舞台のハードSF
- SFファン狂喜の詳細設定がゲーム内コーデックで読める
- 冒険してる感あり
- 移動はTPS、武器構えでFPS。武器変更、スキル指示で時間が止まる
- 仲間(部下)との会話が楽しい
- キャラメイクで美男美女が作れる
- 特定の部下とラブロマンス
▲ゲームプレイ動画
ハードSFの世界を冒険する
このゲームの中には、確かに未来の世界がある。冒険したいと思わせるワクワク感がある。技術・異星人・歴史に詳細な背景設定があり、それに沿って構築された世界はリアリティと想像が共存する。宇宙を旅するという設定は目新しくはないが、ゲーム内のコーデックで読める世界背景を読み進めると、あら不思議。妙にリアリティあるのSF世界に見えてくる。設定資料を読むのが好きななら間違いなく満足できるはず。
人類より進んだ技術を持つ異星人。その異性人が宇宙に出る前から存在する巨大な建造物。最新鋭宇宙船の艦長。癖のあるクルー。冒険ものSF好きなら、視界が一気に狭くなりそうな設定が満載である。日本ではこういうハードSFのゲームが少ないので、存在自体が貴重。もし、スタートレックやスターウォーズなどの冒険ものが好きなら、無条件で楽しめる。
部下との会話を楽しむ
マスエフェクトはあえてジャンル分けをするとRPGである。RPGの本来の意味は演じること。ストーリー中の会話の選択肢や、ミッション後に部下と立ち話することで、ストーリーに影響する仕掛けになっている。プレイヤーは模範的なヒーローにもなれるし、力で押し切るヒールにもなれるというわけ。
けっして自由度が高い!というほどではないけれど、2週目も楽しめるし、何より会話が自然。音声英語・日本語字幕なので、洋画の雰囲気が漂う。これはこれで○。
1週目はじっくりヒーロー&探索で冒険。2週目はメインストーリーだけを悪役プレイという遊び方ができる。
戦闘はシューティング+RPG
通常移動時はTPS、武器を構えてFPS、アイテム・タレント選択でゲーム進行が止まる仕様。Fallout3と似いてるが、マスエフェクトのほうがシューティング寄りで、戦術性が高い。というか、難しい。タレントを上手く使い分けて、チマチマと敵を倒していく詰め将棋のようなゲーム性。特に序盤は、あっさり逝く仕様なので慎重になる必要がある。
中盤あたりから、部下と自分のタレントをどう育てるかが重要になってくる。万遍なく育てるよりキャラの性格に合わせて特化させるのはお約束。装備が揃ってくると、部下二人に突撃させて、自分は後ろからサポートすることもできる。シューティングが苦手なら、部下は前衛二人にすると楽。
ミッション・クエスト
メインのミッションは丁寧に会話して30時間程度のボリューム。長さ的には短い気がするが、内容は楽しめる。クエストは、いかにもSFらしい内容だが、やる事は決まっているので後半は単調になる。特に未開拓惑星での物資探しは作業感大。惑星ごとに設定はあるのだが、実質は景色が変わる程度で残念。この部分は続編に期待。
序盤にクエストや惑星探索をこなして、装備を整え、一気にメインクエストへ!というのが進めやすい。
ユニークなSF RPGとしてオススメ
プレイ時間は、サブクエストもこなして35時間程度。前評判どおり、ストーリー重視の良質なRPGでした。ストーリーはスケールが大きいテーマながら、上手くまとまっている。翻訳も良好で、違和感がある部分はなかった。ちょっと長めのSF映画が観たいという人なら、間違いなく楽しめる。続編が発売されたら、買う予定。
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