バトルフィールド 1943 [ レビュー]

バトルフィールド1943は、2009年7月にXBLA及びプレステーションネットワークで発売された戦場をテーマにしたFPS(一人称視点シューティング)。バトルフィールド1942(2002年)のリメイク版。開発はEA Digital Illusions CE、販売はEA。ダウンロード専用タイトルの中では、成功しているタイトルのひとつ。

バトルフィールド1943の特徴

まさにバトルフィールド

耳をかすめる銃声、離れた場所から聞こえる爆発音、余計なBGMもなく、まさに戦場といった雰囲気。不用意に平地を走ると狙撃され、正面から突撃すると返り討ちに合い、後ろの敵に気づかないと確実にやられる。初プレイでは理不尽な難易度に感じてしまうかもしれないが、そのシビアさがいい。結果的に、どう立ちまわれば生き残れるか、ポイントを稼げるか、自チームが勝てるかといったことを考える楽しさにつながっている。

マップは3つ+空戦マップと数が少ないが、ひとつのマップがそこそこ広く、地理がわかってくると作戦の幅が広がる。プレイするたびに新しい発見があるのが、このゲームの面白いところ。

行動の幅が広い

3つの兵科、偵察・歩兵・ライフル銃兵には、得意な分野がそれぞれある。偵察は、狙撃と爆薬使用、歩兵は対戦車攻撃と戦車の修理、ライフル銃兵は対人攻撃。では、それ以外は出来ないのかというと、そうでもない。偵察兵でも後ろを取れば十分戦えるし、ライフル銃兵でも頑張れば戦車を壊せたりもする。おかげで、戦況を見ながらベストな行動を考えつつ戦うことができる。

1943の醍醐味は、マップで戦況を確認しながら、どう動けば自チームが有利になるか考えて行動すること。兵科は、再ポップの度に選びなおせるので、敵戦車が攻めてきているなら歩兵で、狙撃されたなら偵察兵で、と対策を立てることともできる。

連携プレイが熱い

単独でプレイしていると判りづらいが、味方の行動に合わせると、思っている以上に部隊は強くなる。例えば、戦車単独で敵陣へ攻めても、相手が3人ほどいると、まず攻め落とせない。しかし、戦車を修理してくれる歩兵が一人いれば結果は違ってくる。

また、通常は位置がつかみづらい敵の位置を、偵察兵が絶えず調べることで、かなり味方に有利な状況になったりする。自チームメンバーの大部分が突撃を繰り返しているような場合は、あえてポイントを捨てて偵察に徹して、敵兵の位置をマップ表示させるといい。

ネットマッチングは良好

最近のネット対戦ものは、マッチングで待たされることが多くてストレスが溜まるが、1943ではそんなことがない。ゲームを起動して、マッチングをスタートすれば、すぐに途中参加できる。ゲーム終了後も、そのまま次のゲームへ移行するので、再マッチングの手間もなし。たまに、ラグのある部屋に入ることもあるが、このお手軽さは魅力。

お値段以上の価値はある

さすがに、最近のFPSパッケージと比べると粗があるが、低価格のダウンロードゲームとしてはコストパフォーマンスはいい。根底にあるシステムやゲーム性は、今でも十分に熱中できる。戦況を見ながら戦術を決めて遊ぶのが好きなら、長い期間、飽きずに遊べる。というか、今も遊んでる。FPSが好きなら買うべし。

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