トゥー・ヒューマンは2008年に発売されたXbox360用のタイトル。敵が落とす装備の追加機能がランダムで決まるディアブロライクなアクションゲームだ。開発はシリコンナイツ、販売はマイクロソフト。発売前からHalo、Gears of warに続く超大作としてアナウンスされていた。さて、その中身は…
TOO HUMANの特徴
- 装備集めは中毒性がある
- 右スティックだけで出せる軽快なスライド攻撃が癖になる
- 北欧神話をベースにしたサイバーパンクな世界感
- レベル50からが勝負
- 主人公がマッチョ
▲トレイラー動画
サイバーな神話の世界
オーディンとかトールとか北欧神話の神が登場します。これにサイバーな雰囲気が上手くミックスされていて、なんともSFチックな雰囲気に仕上がっている。日本語の吹き替えも素晴らしく、声優も豪華。さすがマイクロソフト。
日本では、こういったハードなSFの世界を表現をしているタイトルが少ないので、そういう意味では貴重な作品だったりします。北欧神話のあらすじを知っていると、印象も違ってくるので、プレイ予定の人は事前にチェック推奨。
体験版がまずかった?
発売前のリリース情報段階では、個人的にかなり期待していた作品。ところが、体験版をプレイしてみると、単調な戦闘だけでハズレ感がでてきて、結局買わなかった。案の定、海外レビューサイトでイマイチな評価が多く、完全にスルー。その後、数ヶ月たって中古で安くなっているのを発見し、なんとなく購入→あれ、意外と面白いじゃないか!という流れでレビューを書いています。
そもそもこのゲームの面白さは装備集めにあるのであって、あの体験版の短さではそれが感じられなかった。さらにアクション性も、後からじわじわと癖になる動きで、これも製品版をプレイしないと伝わらない。つまり体験版を出してしまったことで、評判を落とした残念なパターンだったと判明。ネットのレビューサイトの得点は低すぎかなと感じる作品です。
ただし、満点でもない。残念な点がいくつかある。
装備集めの魅力が半減している
武器・防具の性能やステータスをアップする追加効果の組み合わせが楽しいはずなのに、自分のレベルに合わせて敵が自動的に強くなるため、その効果が実感しずらい。これは、設計ミスではないかなと感じた。
実際にプレイしてみると、レベル50までは単なるレベル上げ作業といった雰囲気で、本番はレベル50からという感じだった。低レベルのころは、ユニークアイテムとは無縁なシステムなのも×。運よく良いアイテムが手に入ったら、「これ、すげー!」と言ってみたいじゃない?
セットアイテムにしても、一つのクラスで取れる数が少ない。そもそも対戦ゲームではなくて、協力プレイしかできないのだから、多少の装備インフレが起きてもいいはず。もっと個性的なアイテムを揃えてほしかった。
アクションゲームとしては良いデキ
最初はもっさりした動きだと思っていたが、スライドを使い出すと軽快なアクションゲームに変身した。すぃーと敵に張り付くように攻撃して、連続で倒していくのが気持ちいい。しかもアクションゲームが得意でなくてもサクサクいける。これは楽しい。
機械兵のようなゴーレムは装甲を剥がして、よじ登って剣をつきさす。蜘蛛のでかいやつは、相手の攻撃に合わせて回避してから攻撃。と、それぞれ攻略のポイントがあるのも◎。
レベル50になってから大量に敵を倒していくことを考えると、トゥーヒューマンのアクションはよく考えられている。これは、もっと評価されてもいいと感じた。
協力プレイ
なぜか二人でしか協力プレイができないのは非常に残念。タイミングが重要なアクション要素があるので、4人だと同期しずらいのはわかるが、二人というのは寂しすぎる。
とはいえ、異なったクラスの二人でプレイすると、それなりに恩恵が感じられるので、協力している感はある。せめて、せめて3人でプレイできれば。おしいなぁ。
序盤の難易度が高い
慣れるとそうでもないが、初回プレイ時の2面がきつすぎる。これはマゾい。ゴーレムの倒し方を最優先で学んでおきたい。2週目で慣れてくると、ちょうど良い難易度になるので、序盤がきつくても頑張りましょうということだろうか。
感想
今からなら中古で安く買えるはず。心に残る名作級では無いけれど、アイテム集めのために敵を倒すのが好きなら買ってよいと思います。ディアブロ級ではないけれど、金額分はきっちり遊べる。そんな作品。次回作が発売されたら、期待を込めて購入予定です。
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